新選組宝物蔵

彼らは確かに僅か百数十年前、江戸を、京都を、闊歩していたのに、今、彼の地に佇んでも、そんな彼らを偲ぶ風景は哀しいほど少ない。
けれど、彼らを身近に感じられるものは、まだ残っています。
大切に守られてきた手紙、遺品の数々が、遠かった彼らとの距離を、ぐっと縮めてくれます。
この宝物館で、そういった『宝物』を、文字や画像という形で、保存、公開していけたらと思います。


『江戸・試衛館』にも、多摩時代を中心にした勇先生や歳三らの情報があります。
『新選組事件簿』にも、京都時代を中心にした勇先生や歳三らの情報があります。
『新選組豆知識』にも、「新選組」そのものの豆知識(隊規や日常など)の情報があります。
『幹部隊士人名辞典』にも、個々の隊士の詳しい情報やエピソードなどが多くあります。


土方歳三の宝物蔵・『梅雨月』

歳三のことは、個人的にも一番愛しているだけあって、持っている資料も自ずと多くなっています。
なので、宝物館の中の「歳三の蔵」ということで更に目次を用意いたしました。
手紙、和歌など、歳三直筆のものの画像も多くあります。

歳三の蔵

近藤勇

手紙
安政末年(1858)四月試衛館時代:実兄に借金の申し込み
安政末年(1858)十二月試衛館時代:歳三に出した手紙
文久三年(1863)五月勇の義に篤い心と、細やかな心遣いが胸を打つ。
文久三年(1863)六月新選組と相撲取りの事件の様子を克明に綴ったもの
元治元年(1864)五月隊内で男色が流行していることを伝えている

遺品

沖田総司

慶応元年(1865)一月年賀状

五稜郭の遺骨

大正時代に発掘された五稜郭の遺骨。遺骨の写真つきです。

藤田五郎(斎藤一)の真影?

32/9500の確率で、藤田五郎が写っている写真

永倉新八直筆の記録・新発見資料

存在だけが知られ、行方がわからなかった「浪士文久報國記事」が発見された。


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